シンガポール留学:家族帯同のLTVP取得ガイド

家族を連れてシンガポールに留学する場合、配偶者や子供にはLTVP(Long-Term Visit Pass)が必要になります。スチューデントパスについては学校がしっかり案内してくれますが、LTVPが必要な学生は限られているため、学校からの情報が不足しがちです。

このブログでは、私のNanyang Technological University(NTU)でのケースを基に、具体的な日程・手順を紹介します。他の学校に在籍している方にも参考になる部分は多いと思います。

⚠️ STVPは最大90日間しかありません!(30日ごとに延長する必要あり)
家族と同時に入国した場合、LTVPの取得が遅れると不法滞在になるリスクがあります。入国後なるべく早く手続を進めてください。私自身、毎日そわそわしながら対応していました。

NTUの公式案内はこちらを参照してください:
NTU – Long-Term Visit Pass(配偶者・子供向け)

私のケースのタイムライン(入国:7月11日)

目標は、入国から2ヶ月後の9月10日までにLTVPを取得すること。以下が実際の流れです。

日付 内容 対象
7月14日 スチューデントパスのCompletion of formalities完了 本人
7月28日 学校One Stop OfficeへRequest for Support Letter提出 家族
7月30日 ICAへアクセスコード取得のためのenquiry送信 家族
8月1日 ICAのウェブサイトで正式申請 家族
8月25日 子供のIPA(仮承認)発行 子供
9月6日 子供のLTVP発行(Completion of formalities) 子供
10月1日 妻のLTVP発行

子供の方が早く完了しました。妻の場合は入国から60日を超えてしまったため、ICAに飛び入りで訪問し交渉して延長してもらいました(後述)。

手続の流れ(ステップ別)

  • 1
    スチューデントパスのCompletion of formalitiesを完了する まず本人のスチューデントパスを確実に取得することが最初のステップです。学校が案内してくれるので、入国後すみやかに完了させましょう。
  • 2
    学校のOne Stop OfficeへRequest for Support Letterを提出する(①完了後なるべく早く)
    提出書類:
    • スチューデントパスのコピー(デジタル版)
    • フォーム14(配偶者・子供用)記入済み
    • フォーム14に貼付した配偶者・子供のパスポートサイズ写真
    • 配偶者・子供のElectronic Visit Pass(e-Pass)
    • 配偶者・子供のパスポート
    • 子供の出生証明書(子供の場合)
    • 婚姻証明書(配偶者の場合)
    ポイント①:フォーム14のスポンサー欄について
    フォーム14の4枚目にはスポンサーのサインが必要です。当初は学校がスポンサーにならないと案内されたためシンガポール人に依頼しましたが、2回目の更新時には「空白でよい」と説明されました(One Stopが実質的にスポンサーになってくれるようです)。この確認に時間を取られたので、最初から学校に確認することをおすすめします。
    ポイント②:必要書類は事前に取得を
    出生証明書・婚姻証明書などは入国前に準備しておく必要があります。日本大使館のウェブサイトを参照してください:
    在シンガポール日本大使館 – 証明書類について
    これとは別に、子供に関しては予防接種が求められるため、承認をもらいました(これにも相当な時間を要したので注意が必要です)。
  • 3
    サポートレター取得後、ICAにアクセスコード取得のためのenquiryを送る
    必要書類:
    • サポートレター
    • 配偶者・子供のパスポート顔写真ページのスキャン(氏名・生年月日・国籍・パスポート番号・有効期限が明記されているもの)
    • 子供の出生証明書(子供の場合)
    • 婚姻証明書(配偶者の場合)
    • スチューデントパスのコピー(デジタル版)

    ICAへのフィードバックフォームはこちら:
    ICA – フィードバックフォーム(アクセスコード申請)

  • 4
    ICAからメール受信後、ウェブサイトで正式申請を行う ICAからアクセスコードが発行されると、ウェブサイト上で正式な申請が可能になります。記入項目が多いので時間に余裕を持って対応しましょう。
  • 5
    IPA(仮承認)またはLTVP発行 子供の場合はIPAが先に発行され、その後Completion of formalitiesでLTVPが正式発行されます。妻の場合は直接LTVP発行となりました(審査に時間がかかりました)。

STVPの延長について(妻のケース)

STVPは30日ごとに発行され、最大2回(計90日)まで延長可能です。ただし、原則として延長は1回まで。2回目の延長は自動的に却下される仕組みになっています。

妻の場合、入国から60日が経過した時点でもLTVPが発行されていなかったため、ICAに予約なしで直接訪問し、交渉して2回目のSTVP延長を認めてもらいました。状況次第では対応してもらえることもありますが、できる限りこのような事態は避けるよう、早めに動くことを強くおすすめします。

まとめ

LTVP取得のポイントをまとめると:

・スチューデントパス取得直後に動き始める
・出生証明書・婚姻証明書は入国前に用意しておく
・フォーム14のスポンサー欄については学校に事前確認
・STVPの期限(90日)を常に意識し、余裕をもって手続を進める
・万が一期限が迫った場合は、ICAへ直接相談することも選択肢

家族帯同でのシンガポール留学を検討・準備中の方の参考になれば幸いです。

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