第2回|1回目の不合格を振り返る——何が足りなかったのか

第2回|1回目の不合格を振り返る——何が足りなかったのか

2024年7月の受験結果が届いたとき、最初にやったことはスコアシートを隅々まで読むことでした。

合格ライン:1390点。私のスコア:1340.85点

開示されたScaled MBEは1445点でした。スコアの内訳はWritten×50%+MBE×50%の合計であることを踏まえると、MBEの寄与分は722点台。総スコア1340.85点との差から逆算すると、Writtenの寄与分は618点台に留まっていた計算になり、Writtenが足を引っ張っていたことがわかります。

論文スコアの分析

今回の試験問題はこちらで確認できます。各問題と科目の対応は以下のとおりです。

問題 科目 スコア
Essay 1 Business Associations 55
Essay 2 Real Property 50
Essay 3 Professional Responsibility 65
Essay 4 Civil Procedure 50
Essay 5 Remedies 50
PT(2倍換算) 60

65点が1問ある一方で、50点が3問。バラつきが大きいです。PTは配点が2倍になる重要科目ですが、時間をかけた結果60点を取れたのはよかったと思っています。問題は論文の安定感のなさでした。平均的に60点台を取れれば結果は変わっていたはずです。

MBEの科目別パーセンタイル

MBEについては、全国パーセンタイル順位が開示されます。

科目 パーセンタイル
Civil Procedure 44.1%
Constitutional Law 65.0%
Contracts 61.1%
Criminal Law 58.7%
Evidence 33.4%
Real Property 35.6%
Torts 48.7%

EvidenceとReal Propertyが明らかに弱い。この2科目が足を引っ張っていました。Constitutional LawやContractsは全国平均を上回っているので、科目間の差が大きかったことがわかります。

何が原因だったか

勉強の流れは以下のとおりでした。

やること自体は揃っていましたが、振り返ると3つの反省があります。

① 論文を「書く」練習が不足していた。 平日は仕事の都合で答案「構成」どまりで、実際に文章を書き切る練習が少なかったです。毎日答案を書くようにしたのが試験の3週間前では遅すぎました。

② EvidenceとReal Propertyへの対策が手薄だった。 全科目を並行して進めていたため、苦手科目に集中する時間が作れませんでした。

③ 目の疲れが誤算だった。 試験2週間前から左頰の痙攣と疲れ目がひどくなり、試験1日目の後はほとんど勉強できませんでした。MBEは紙の試験なので目への負担は軽かったですが、これは次回への大きな教訓になりました。

50点という差は「もう少し」ではありますが、何を変えれば結果が変わるのか、その手がかりはスコアシートの中にありました。ただ、どう変えるかはこれから試行錯誤するしかなく、1回目の不合格はその出発点にすぎませんでした。


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