デリーで本当におすすめだった有名インド料理店3選――Bikkgane Biryani、Daryaganj、Punjab Grillを実食
デリー滞在中に、旅行者にも名前の通った3店で食事をしました。選んだのは、Bikkgane Biryani、Daryaganj、Punjab Grillです。同じデリー圏でも、コンノート・プレイス(Connaught Place)、アンビエンス・モール(Ambience Mall)、サイバー・ハブ(Cyber Hub)では、街の空気も食事のしやすさもまったく違いました。

料理のおいしさだけでなく、初めて歩く人が感じる街の緊張感と、安心して食事に集中できる場所も含めて紹介します。
1. コンノート・プレイス(Connaught Place)で食べる本格ビリヤニ
コンノート・プレイスはデリー中心部の有名エリアですが、中心の列柱が並ぶ区画でも、印象はかなり雑多です。壊れた排水溝、傷んだ歩道、路上のごみが目につき、車やバイクもすぐそばを通ります。私は一人で歩いていて正直かなり緊張しました。街の治安を一般化する意図はありませんが、初めての旅行者としては、周囲と荷物を常に意識したくなる環境でした。

そんな通り沿いにあるのが、ビリヤニ専門店Bikkgane Biryaniです。店先には野良犬もいて、外の光景だけを見ると一瞬ためらいますが、店内はテーブル席が整っていて、落ち着いて食べられました。


注文したのは、Special Hyderabadi Boneless Chicken Biryaniです。メニューには鶏肉、羊肉、野菜など様々なビリヤニが並びますが、今回は骨なしチキンのスペシャルを選びました。

この一皿で印象的だったのは、上に重なった白くふわっとした米と、その下にあるスパイスの効いたジューシーなチキンです。表面だけを食べると香り高い米料理ですが、スプーンを深く入れると鶏肉のうま味とスパイスが出てきます。米の食感とチキンの濃さの対比がはっきりしていて、今回のデリー旅行で特に記憶に残った料理でした。


2. アンビエンス・モール(Ambience Mall)で食べるGarlic Cheese Naan(ガーリックチーズナン)
コンノート・プレイスの緊張感とは対照的に、アンビエンス・モールは入口から雰囲気が変わります。大きな商業施設で、空調の効いた屋内に入り、警備のある入口を抜けると、声をかけられることを気にせずに歩けました。今回回った場所の中では、街歩きそのものを最も安心して楽しめた場所です。


モール内で入ったのは、Daryaganjです。店内は落ち着いた照明で、外を歩き回った後に座って食べるのに向いていました。


この店で一番おいしかったのは、Garlic Cheese Naan(ガーリックチーズナン)です。ガーリックの香りがしっかりあり、熱いうちにチーズがとろけます。香ばしい表面、にんにくの風味、伸びるチーズの組み合わせがよく、料理を待つ間にもこれだけでかなり満足感がありました。
Tandoori Chicken(タンドリーチキン)も、肉の中までしっとりとして非常にジューシーでした。スパイスの香りはありますが、辛さはそれほど強くなく、子どもを含めて食べやすい味でした。Garlic Cheese Naan(ガーリックチーズナン)と合わせると、濃厚なチーズと肉のうま味の両方を楽しめます。

飲み物はMango Lassi(マンゴーラッシー)です。濃いマンゴーの甘さに、上にのったスパイスの香りが合わさり、甘いだけでは終わりません。チーズナンの濃さともよく合い、これまで飲んだラッシーの中で一番おいしいと感じました。

3. サイバー・ハブ(Cyber Hub)で食べるButter Chicken Curry(バターチキンカレー)
サイバー・ハブ(Cyber Hub)は、高層オフィスが集まるDLF Cyber City(サイバーシティ)に隣接する飲食・商業エリアです。サイバーシティのオフィス街の横にレストランやカフェがまとまり、働く人の食事や夜の外食の場になっています。これまでの二つの場所と比べて別世界のように感じました。街路が整い、オフィスビルとレストランが並び、夜でも歩きやすく、不要な勧誘や客引きの気配もほとんどありません。Ambience Mall(アンビエンス・モール)と併せ、デリー周辺で歩行者が安心して食事に向かいやすいエリアでした。



夕食はPunjab Grillで取りました。入口から店内までつくり込まれており、シャンデリアと黒い壁のある空間は、昼に歩いたコンノート・プレイスとは対照的です。


ここで頼んだのはButter Chicken Curry(バターチキンカレー)とGarlic Naan(ガーリックナン)です。バターチキンカレーの鶏肉は驚くほど柔らかく、口の中でほどけるようでした。コクのあるソースとの相性もよく、今回食べた料理の中で最も「また食べたい」と思った一皿です。
ガーリックナンは、表面に黒ごまや白ごまのようなものがのり、食感はかなりカリカリでした。柔らかいカレーと対照的で、ソースをすくって食べると食感の違いも楽しめます。添えられた玉ねぎと緑のチャトニも一緒に食べました。この玉ねぎと緑のソースは、滞在中に複数の店で出てきた定番の組み合わせでした。


ビールはKingfisher Lager(キングフィッシャー・ラガー)を頼みました。軽くすっきりした飲み口で、キリンビールに近い印象です。濃いバターチキンカレーやカリカリのナンと合わせると、口の中をリセットしてくれました。

Punjab Grillでの会計は2,000円を超えました。物価の安さを感じるインドでは破格に思えますが、料理、店の雰囲気、サービスを合わせると、それだけの価値がある夕食でした。
デリーで食事を選ぶなら、料理と街の空気を分けて考える
コンノート・プレイスでは緊張感を持って短時間で動き、アンビエンス・モールとサイバー・ハブでは食事や散策の時間を取りやすいです。同じデリー圏でも、街の様子は大きく変わります。料理だけでなく、移動中の安心感も含めて店を選ぶと、旅程が組みやすくなります。

