カトンを歩く│328 Katong Laksaでラクサを食べて、色とりどりのショップハウスへ

※本記事は2026年9月時点の情報に基づいています。営業時間・価格・店舗の状況は変わる場合があります。最新情報は各公式サイト等でご確認ください。

シンガポール東部のカトン(Katong)は、行きたい店を一つ決めて出かけても、食後にそのまま歩きたくなる街です。カトン・ラクサ(Katong laksa)の店が並ぶイースト・コースト・ロード(East Coast Road)から、少し裏手へ入ると、黄色や水色、ピンクのショップハウス(shophouse)が続きます。

この日は、まず328 Katong Laksaでラクサを食べ、そのまま暑い昼の街を歩きました。名所を順に消化するというより、濃いスープの余韻を残したまま建物を眺めるのが、カトンにはよく合います。

Marine Parade MRT駅からの行き方

Marine Parade MRT station (TE26) platform sign, Singapore (faces blurred)
トムソン・イーストコースト線(Thomson-East Coast Line)の
Marine Parade MRT駅(TE26)。

電車で行くなら、トムソン・イーストコースト線(Thomson-East Coast Line)のMarine Parade MRT駅(TE26)が便利です。駅を出てEast Coast Roadへ向かい、51番地にある328 Katong Laksaを目指します。店の場所は、次の節にある地図でも確認できます。

328 Katong Laksa│まずは赤い看板を目指す

328 Katong Laksa shopfront on East Coast Road, Singapore
East Coast Roadにある328 Katong Laksa。
赤と白の看板がすぐに目に入ります。

328 Katong Laksaは、51 East Coast Roadにあります。店名にカトンを掲げるだけあって、この一杯を食べてから街を歩くと、カトンに来た実感がいちばん早く湧きます。赤と白の大きな看板の店内は気取らず、さっと食べて次へ進むのにちょうどいい雰囲気でした。

Menu board at 328 Katong Laksa showing small and large laksa prices (faces blurred)
セルフサービスのメニューボード。Small LaksaはS$7.80、
Large LaksaはS$9.80でした(2026年9月訪問時)。

注文はセルフサービスです。メニューボードにはSmall LaksaがS$7.80、Large LaksaがS$9.80と出ていました。サイドメニューや飲み物も同じ場所で確認できます。価格は変わることがあるため、注文前に店頭で確認してください。

Inside 328 Katong Laksa with orange and white walls, Singapore (faces blurred)
赤白のタイルと、壁一面の新聞記事が印象的な店内。
人物の顔はぼかしています。

店内は赤白のタイルを基調に、壁には新聞記事や受賞歴が並びます。客席はテーブルを挟んで近く、昼どきはさっと食べて出る人が続く、活気のある雰囲気でした。

ラクサは、ココナッツミルクを土台にしたオレンジ色のスープに、短く切った米麺が入る麺料理です。箸を頼むと、店の人からスプーンで食べるよう案内されました。実際に麺はレンゲだけですくえる長さです。スープは熱々なので、最初のひと口は少し注意が必要です。

ココナッツのまろやかさと辛さの組み合わせがおいしい一杯です。ただ、普段辛いものを食べ慣れていない日本人には、少し辛く感じるかもしれません。海老のうま味と香辛料の余韻もあり、最後まで印象の変わる味でした。

Spoonful of laksa at 328 Katong Laksa, Singapore
短く切られた麺と、ココナッツの効いたスープ。
レンゲだけで食べるのがカトン・ラクサらしいところです。

もやし、海老、練り物が入った一杯は、見た目よりするすると食べ終わります。スープは濃厚ですが重すぎず、暑い屋外を歩く前でも不思議と食欲が落ちません。食後に店内で売られていたカップ麺を見つけ、ここまで商品になっているのかと少し驚きました。

食後に10分ほど歩いて、プラナカン・ハウス(Peranakan houses)へ

Colourful Peranakan-style shophouses in Katong, Singapore
一本裏に入ると、黄色、水色、ピンクの建物が続きます。
食後の散歩がそのままカトンらしい景色になります。
Row of colourful Peranakan houses in Katong, Singapore
パステルカラーの家が一列に続く通り。
窓枠やタイル、飾りの違いを見ながら歩くのが楽しいです。

店を出てから、プラナカン・ハウスまでは、歩いて約10分でした。大通りを離れるほど、低い住宅と静かな通りが続きます。玄関の色、窓枠、タイル、格子まで一軒ずつ違うので、目的地までの道そのものが散歩になります。

カトンは「食べる場所」と「歩く場所」が離れていない

カトンを気に入ったのは、有名な一皿を食べたあとに、移動の目的をつくらなくても散歩が始まるからです。ラクサだけを目当てにしてもいいし、ショップハウスの間を歩きながら、気になったカフェや菓子店に寄ってもいい。予定を詰め込まない半日が似合います。

シンガポールで、食べ歩きと街歩きを一緒に楽しめる場所を探しているなら、カトンはまず候補に入れてよいと思います。少し離れたゲイラン(Geylang)にも、食と街並みを一緒に楽しめる魅力があります。ゲイランを歩いた日の記録も、あわせてどうぞ。

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