シンガポールから行く子連れ旅行まとめ│ダナン・バリ・マレーシア・タイとケアンズ5泊6日
※本記事は2026年10月時点の情報に基づいています。価格・所要時間・天候は変わる場合があります。最新情報は各公式サイト等でご確認ください。
シンガポールに住んでいて、いちばん得をしていると感じるのが近場の選択肢の多さです。フライト1時間から3時間ほどの範囲に、ビーチも古都も大都市も入っています。
ただし、小さい子ども2人を連れて動くとなると、話は変わります。行き先の魅力よりも、空港からホテルまで何分か、雨期かどうか、ホテルの中だけで一日つぶせるかのほうがはるかに効いてきます。
この記事は、ダナン・バリ・クアラルンプール・プーケットへの子連れ旅行と、年末のケアンズ5泊6日の家族旅行をまとめたものです。それぞれの詳しい記録は個別の記事に書いているので、行き先を選ぶときの入口として使ってください。
まず一覧│子連れで行った5つの行き先
フライト時間は、シンガポール(チャンギ)からの直行便のおおよその所要時間です。ケアンズは往路の予約便の所要時間を記載しています。ケアンズの宿代は朝食付きの家族4人・1室の料金です。外貨の宿代には、2026年10月上旬の為替による概算の円額を添えています。
| 行き先 | フライト | 泊数 | 泊まった宿 | 宿代(1泊あたり) | 行った時期 |
|---|---|---|---|---|---|
| ダナン(ベトナム) | 約2時間50分 | 2泊 | ミカヅキ・ダナン | 約2万3千円 | 10月(雨期) |
| バリ(インドネシア) | 約2時間40分 | 2泊 | グランドハイアット・バリ | 約3万5千円 | 3月末 |
| クアラルンプール(マレーシア) | 約1時間 | 2泊 | ヒルトン・クアラルンプール | 約4万円(スイート) | 5月末 |
| プーケット(タイ) | 約1時間50分 | 2泊 | カタタニ・プーケット・ビーチ・リゾート | 約2万5千円 | 6月頭(雨期) |
| ケアンズ(オーストラリア) | 約6時間35分 | 5泊 | ノボテル・ケアンズ・オアシス・リゾート | 約5万6千円(512.81豪ドル、朝食付き・家族4人1室) | 12月末(2025年12月26〜31日) |
家族旅行で泊まったダナン・バリ・クアラルンプール・プーケットの宿は、1泊約2万〜4万円でした。部屋の種類や人数も違うので単純比較はできませんが、子連れで行き先を選ぶときに効いてきたのは、季節と移動時間です。
ベトナム│ダナン
ダナン(2泊3日・10月)
10月のダナンは、しっかり雨期の真ん中でした。海に入るのは無理だと分かっていたので、屋内ウォーターパークのあるホテルを最優先で選び、そこに全部を預ける組み方にしています。
結果として、屋内プールと夜のホイアンという2枚で、2泊3日は十分に成立しました。逆に言えば、この2つを外すと雨期に行く理由はかなり薄くなります。
ダナン2泊3日│雨期の10月に子連れで行って、プールとホイアンだけで満足した話
泊まった宿はミカヅキ・ダナンです。
インドネシア│バリ
バリ(2泊3日・3月末)
金曜から日曜の週末だけで行っています。3日しかないと分かっていたので、ウブドにも寺院にも行かず、海とプールだけで完結させる方針にしました。
子連れで行くなら、移動を捨てて滞在に振り切るのは合理的な選択です。バリはリゾートの層が厚いので、ホテルの中だけでも3日は普通にもちます。
バリ2泊3日│グランドハイアット・バリで海とプールに全振りした週末の記録
泊まった宿はヌサドゥアのグランドハイアット・バリです。
マレーシアとタイ│クアラルンプールとプーケットを2泊ずつ
1回の旅行で2か国を回った記録です。クアラルンプールに2泊、そこからプーケットへ移って2泊しました。
この旅でいちばんの学びは、ビーチリゾートは雨期を外すという一点です。6月頭のプーケットは雨期で、海は荒れて入れず、できることがプールしか残りませんでした。海に入れないビーチリゾートは、ただの「プールのあるホテル」になります。
もうひとつが、空港からホテルまでの移動時間をホテル選びの条件に入れること。プーケットは空港からホテルまで片道1時間半かかりました。子連れだと、これは立派な1つの予定です。
クアラルンプールとプーケットに2泊ずつ│子連れでプールに全部賭けたら、雨期にやられた話
クアラルンプールの宿はヒルトン・クアラルンプールです。
プーケットの宿はカタタニ・プーケット・ビーチ・リゾートです。
オーストラリア│ケアンズ(5泊6日・年末)
ケアンズは、2025年12月26日から31日まで、シンガポールから5泊6日で行った家族旅行です。往路はシンガポール航空の直行便で約6時間35分でした。2泊3日の週末旅行より長めの日程で、海と熱帯雨林を楽しみました。
宿はノボテル・ケアンズ・オアシス・リゾート(Novotel Cairns Oasis Resort)にまとめました。ナイトマーケットやエスプラネードへ歩いて行ける中心部のホテルです。大人2人・子ども2人で、ダブルベッド2台のデラックスルームに泊まりました。朝食付きの5泊合計は2,564.05豪ドル(約28万円)、1泊あたりでは512.81豪ドル(約5万6千円)です。同じ宿に5泊して、1日にひとつだけ大きな予定を入れる組み方にしました。
キュランダでは観光鉄道のゴールドクラスで山へ上がり、帰りはスカイレールで熱帯雨林を上から眺めました。別の日にケアンズ水族館、グリーン島、コアラとの写真撮影を入れています。グリーン島は一日ほぼ雨だったので、海の予定には天候の影響もありました。
移動日を除くと、まるまる使えたのは4日です。山と海を同じ日に詰めず、市内で過ごす日も挟むと、5泊6日でちょうどよい配分でした。ホテルや夜ごはんも含めた詳しい記録は、個別の記事にまとめています。
ケアンズ5泊6日の旅行記│キュランダ観光鉄道ゴールドクラス・スカイレール・グリーン島と夜ごはん5軒
子連れで回って分かった、行き先選びの4つの基準
1. 雨期を外す。外せないなら屋内の受け皿を用意する
これがいちばん効きます。ダナンの10月もプーケットの6月頭も雨期で、どちらも海は使えませんでした。ダナンは屋内ウォーターパークのあるホテルにしていたので成立しましたが、プーケットはプールしか残りませんでした。雨期に行くなら、天気に左右されない受け皿を先に押さえるのが前提条件です。
2. 空港からホテルまでの時間を、日程に組み込む
クアラルンプールは空港から市内までタクシーで約1時間、プーケットは空港からホテルまで約1時間半かかりました。距離の問題なので、渋滞がなくても短くなりません。子どもの機嫌が持つ時間帯に置けるかどうかで、初日の印象が変わります。
3. ホテルのプールは「大人向け」と「家族向け」でまったく違う
同じ「プールが充実したホテル」でも、狙っている客層で中身が変わります。ヒルトン・クアラルンプールは細長く曲がりくねった、大人にとっておしゃれなプール。カタタニは流れるプール・波のプール・水上トランポリンまである、完全な家族向け。子どもを遊ばせるのが目的なら、迷わず後者を選ぶべきです。
4. 移動を捨てて滞在に振り切る
2泊3日で3日のうち丸1日を移動に使ってしまうと、残るのは疲れだけです。バリで観光地をまったく回らなかったのは、結果として正しい判断でした。行き先を減らして滞在時間を増やすほうが、子連れでは満足度が上がります。
おまけ│シンガポール国内で水遊びをするなら
飛行機に乗らなくても、シンガポール国内の公営プールはかなり優秀です。値段を考えると、近場で済ませるという選択肢も現実的です。
Jurong East Swimming Complex│リーズナブルで子どもも大満足の西側プール
参考│一人で行ったジャカルタ・デリー
ここからは一人旅の記録です。入国手続きや市内移動の参考として紹介します。宿代はどちらも大人1名・1室の料金で、上の子連れ旅行とは宿泊条件が異なります。
| 行き先 | フライト(シンガポール発) | 泊数 | 泊まった宿 | 宿代(1泊あたり) | 行った時期 |
|---|---|---|---|---|---|
| ジャカルタ(インドネシア) | 約1時間50分 | 2泊 | プルマン ジャカルタ インドネシア | 約2万2千円(2,456,300ルピア、朝食・税・サービス料込み) | 8月 |
| デリー(インド) | 約5時間半 | 2泊 | Hyatt Place Gurgaon Udyog Vihar | 約1万2千円(7,350ルピー、朝食・税込) | 8月 |
ジャカルタ(2泊3日・8月)
8月に一人で2泊3日滞在しました。同じインドネシアでも、ジャカルタはリゾートではなく完全な大都市です。入国の手続き(e-VOA)、MRTでの市内移動、ホテル、食事をそれぞれ分けて書いています。インドネシアの入国手続きは、バリに行くときも考え方は同じです。
- ジャカルタ・スカルノハッタ空港の入国は簡単?All Indonesia・e-VOA・Grab乗り場を体験レビュー
- ジャカルタ市内観光1日モデルコース|MRT Jakarta・Blok M・Grand Indonesia
- プルマン ジャカルタ インドネシア宿泊記|朝食ビュッフェ・客室・立地を写真でレビュー
- ジャカルタの中心で麺を食べる|SCBD Jakarta・ASHTA・DEMIEを写真で歩く
泊まった宿はプルマン ジャカルタ インドネシアです。
デリー(2泊3日・8月)
デリーも8月に一人で2泊3日滞在しました。近場ではありませんが、シンガポールから約5時間半で行けます。入国手続き、食事、買い物、ホテルをそれぞれ分けて書きました。最高裁のガイドツアーは、法律の仕事をしている人には特におすすめです。
- デリー国際空港(IGI)の入国・出国ガイド│e-Visa、SDF、Uber、ターミナル3を実体験で解説
- デリーで本当におすすめだった有名インド料理店3選
- デリーのお土産とカフェ巡り│Khan Marketの布と紅茶
- インド・デリーのホテル滞在記│Hyatt Place Gurgaon Udyog Vihar
- インド最高裁のガイドツアーに参加してきた│予約から当日の流れ、法廷・図書館・博物館
泊まった宿はグルガオンのHyatt Place Gurgaon Udyog Viharです。
参考│MBAの海外研修で行ったホーチミン
ホーチミン(1週間)
こちらは家族旅行ではなく、通っているNanyang MBA(NTU)の海外研修で1週間滞在したときの記録です。平日は午前と午後に企業訪問が入るので、街を見られるのはその合間だけでした。
同じベトナムでも、中部のダナンと南部のホーチミンでは街の顔がまったく違います。バイクの量、渋滞、フランス統治期の建築の残り方まで含めて、比べてみると面白い2都市です。
Nanyang MBA(NTU)の海外研修でホーチミンへ│BSM1週間の企業訪問記
行き先が増えたら、この記事にも追記していきます。
